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株式会社ワック
採用漫画で発信!イベント企画会社の現場支える仕事の魅力


株式会社ワックは、ファミリー向けのイベントの企画・運営を専門としています。ショッピングモールや住宅展示場、テーマパークなどで、電動トレイン、エア遊具、恐竜ロボット、スケートリンクなど多彩なアトラクションを提供し、全国で「ワクワクする感動空間」を創出しています。今回は採用活動に使う漫画制作を依頼しました。
フーモアを知ったきっかけ
岩崎さん:当社の社長と、フーモアさんの社長が大学のOB交流会でお話しされたことがきっかけです。その場で漫画の取り組みについて知り、当社のツール部門での採用活動に活用しようという話になりました。
ツール部門は、求人募集を出してもなかなかエントリーが集まらず、採用活動に苦戦していました。そこで、「漫画なら仕事の内容も伝わりやすいし、若い世代にも興味を持ってもらえるのでは?」という期待を込めて、フーモアさんに依頼することにしたんです。
フーモア:採用活動は本当にどの企業さんも苦労されていますよね。最近は仕事内容をもっとわかりやすく伝えるために、漫画を取り入れる企業さんも増えてきていますので、すごく効果的だと感じています。ちなみに、ツール部門というのは具体的にどんなお仕事をされているのでしょうか?
岩崎さん:ツール部門は、扱っている遊具の管理や現場への運搬、設営・撤去などを担当しています。いわば、現場を支える「縁の下の力持ち」みたいな存在ですね。
フーモア:なるほど。企画や運営など華やかに見えやすい部署に注目が集まりがちですが、ツール部門のように現場を支える大事な役割は、どうしても伝わりにくい部分もありますよね。だからこそ、採用活動に工夫が必要になるのもよくわかります。
岩崎さん:そうですね。正直、採用活動に漫画を活用するという発想自体なかったので、いろいろ提案していただけたのは本当に助かりました。
フーモア:ありがとうございます!弊社からは様々なご提案をさせていただきましたが、特に良かったと感じた提案はどんなものでしたか?
岩崎さん:一番驚いたのは、作家さんを選べたことですね。たくさんのポートフォリオを送っていただけたので、その中から当社に合うテイストの作家さんに依頼することができました。また、他社さんの事例も見せてもらえたので、採用漫画の活用方法や表現のアイデアがどんどん膨らみました。漫画で「こうしたい!」と夢が広がったのはすごくよかったです。
漫画を使って解決したい課題
フーモア:先ほど採用活動が難航していたとおっしゃっていましたが、漫画を作る前はどのような募集活動をされていたのですか?
岩崎さん:主に社外の中途採用サイトへの掲載を行っていました。ただ、エントリーがあっても早期退社してしまうこともありましたし、そもそも応募自体が少なかったり、応募後に連絡が取れなかったりして、結局採用ゼロという年もあったんです。
フーモア:中途採用サイトだけだと、会社の理解が浅いままなんとなく応募してしまう方も多いのかもしれませんね。そういった悩みを抱える企業さんは本当に多くて、実際に入社してからギャップを感じて早期退社につながるケースもよく耳にします。だからこそ、事前にしっかり会社理解を深めてもらう工夫は大切ですよね。
岩崎さん:そうですね。当社のツール部門は、出勤時間も特殊なんです。業務の一つであるスケートリンクの散水作業は、寒い時期の真夜中に行います。そのため、生活リズムが昼夜逆転することもあり、入社前にこのイメージができていないと、どうしてもギャップを感じてしまう方もいたと思います。
ただ、ポジティブに捉えてほしい部分もあって、散水後に仕上がるスケートリンクは本当に美しくて、素晴らしい空間になるんです。やってみないと伝わらない魅力ではあるのですが、求人サイトだけの情報ではそこまで伝えるのはなかなか難しかったですね。

漫画作画のこだわり
岩崎さん:今回の漫画は、特に男性層に響く内容にしたかったので、作家さんの選定基準もそこを重視しました。さらに、恐竜とスケートリンクの散水シーンを魅力的に描ける方にお願いしたいと考えていたんですが、完成した漫画は一番伝えたかったポイントがしっかり反映されていて、本当に良かったです。
フーモア:御社の魅力を伝えられる作家さんをお繋ぎできたことで、業務の魅力をしっかり伝えられる漫画に仕上がったと思います!
岩崎さん:最初の打ち合わせでは、先ほどお話ししたスケートリンクの散水シーンがきちんと描けるか不安もあったんですが、資料写真をたくさんお渡ししたことで、想像以上に素晴らしい仕上がりにしていただきました。
フーモア:資料をたくさんご用意いただけたおかげで、作家さんも具体的なイメージをつかみやすく、制作がスムーズに進んだと話していましたよ。それから、採用ページはスマホで閲覧される方が多いというお話を受けて、通常のA4サイズではなく、縦スクロール型の縦読み漫画で制作させていただきましたね。
岩崎さん:そうでしたね。あの縦読み形式も、フーモアさんから提案していただいたおかげです。ああいった細かい配慮も、今回の仕上がりの満足感につながったと思います。


漫画制作について
岩崎さん:今回の漫画で特に打ち出したかったのは、恐竜パーク(かつやまディノパーク)を手がけていることや、スケートリンクを作っていることなど、当社の柱となる事業をしっかり伝えることでした。
そのため、制作期間中は社内の漫画好きな若手社員が集まって、1つの画面を囲みながら「ここ、かっこいいよね」「ここはもう少し変えたいかな」と、あれこれ意見を出し合っていました。喧嘩になることもなく、和気あいあいと議論できる楽しい環境ができたのも、今回とても良かった点だと思っています。
フーモア:漫画をきっかけに社内で一体感が生まれたと聞いて、私たちもとても嬉しいです!御社の「良いものを作りたい」という熱い想いがあったからこそ、魅力的な漫画に仕上がったのだと感じています。

漫画の活用方法・効果

岩崎さん:自社サイトの採用ページに、今回作った漫画へのリンクを貼っています。バナーもフーモアさんに作っていただいたものを活用していて、採用ページ全体がより目を引くようになりました。
このバナーは、仕事内容を紹介するパートの下に設置しているので、ワックの「感動空間ができるまで」というテーマが、より伝わりやすくなったと実感しています。
フーモア:どのあたりで、その効果を感じられていますか?
岩崎さん:新卒採用活動の中で、学生さんが当社サイトを訪問してくれるんですが、漫画公開後は「漫画見ました!」という声を直接もらうことが増えました。
新卒の配属先がツール部門以外だった場合でも、「設営・撤去ってどんなものか」「どうやって現場が仕上がるのか」といった説明がとてもスムーズになったと感じています。
フーモア:新卒の方に対しても、教育資料として活用いただけているんですね!

フーモアの漫画制作
岩崎さん:漫画は、堅苦しい資料よりもずっと手軽に情報を伝えられるツールだなと実感しました。会社説明でツール部門のことを紹介する際、これまではカタログやパワーポイントなどの資料を使っていたのですが、「どこまで細かく伝えるべきか」という部分でいつも悩ましかったんです。
でも、今回作った漫画を見せれば、カタログに載っている遊具や機材がどのように設置されるのかが一目でわかるので、本当に助かっています。
フーモア:カタログと漫画を組み合わせて見せることで、会社全体のイメージもより具体的に持ってもらいやすくなるのですね。
岩崎さん:はい。それに採用活動の中でも、サイトに掲載した漫画を読んでくれた方からの反応がとても良く、満足度が高まったと感じています。わかりやすい漫画に仕上がったおかげで、社内評価も高く、ツール部門の想いがしっかり詰まった作品になったと思います。
フーモア:社内でもご満足いただけたとのことで、とても嬉しいです!今回はお忙しい中、インタビューにご協力いただき、またツール部門が管理されている倉庫までご案内いただき、本当にありがとうございました!

会社名 | 株式会社ワック |
採用サイト | https://www.wacwac.jp/recruit/ |
かつやまディノパーク | https://www.dinopark.jp/ |