- #プロモーション
- #WEBプロモーション
北陽電機株式会社
社員教育に漫画活用!会社理解と帰属意識向上に貢献


北陽電機株式会社は、1946年に設立された大阪市に本社を構える、光データ伝送装置、センサ、自動ドアなどの製品を開発・製造・販売しているメーカーです。 漫画創業史制作をきっかけに技術解説コラムに掲載する連載漫画や営業マニュアル漫画の制作を依頼しています。
フーモアを知ったきっかけ
小川さん:子どもの頃から、文字ばかりの本よりも漫画のほうが親しみやすく、好んで読んでいました。漫画は誰にとってもわかりやすく、読みやすいコンテンツだと自身の経験から感じていたため、漫画を活用した冊子を作りたいと考えていました。
フーモア:漫画は日本に根付いた文化であり、子どもから大人まで慣れ親しんでいるため、「漫画があるとつい読んでしまう」という方は多いですよね。そうした背景から、小川様も漫画制作をご検討されたのですね。
小川さん:はい。ちょうど漫画制作を検討していた時期がコロナ禍で、オフラインの展示会が開催されない状況でした。そんな中、オンライン展示会をきっかけにフーモアさんを知り、その後、漫画制作の提案をいただいたことで、実施に至りました。
漫画創業史の制作について

小川さん:すでに創業史はありましたが、文字と写真を中心に構成された分厚い冊子だったため、配布しても特に若手社員に読まれにくく、自社の過去の事業について知らない社員が多いという課題がありました。
創業75周年を迎えるタイミングで創業史をリニューアルすることになり、より多くの社員が関心を持ちやすい形にするため、漫画の活用を検討しました。
もともとあった創業史をフーモアさんに送り、シナリオを制作してもらいましたが、当初のシナリオは創業史をなぞっただけの内容だったため、もっと社銘に込められたメッセージやテーマが伝わる漫画になるよう、構成を変更することにしたんです。
その結果、単に創業史に沿っただけの漫画ではなく、メッセージ性とテーマがしっかり反映されたストーリーに仕上げることができました。
フーモア:その協議を重ねたことで、北陽電機さんの「社銘(経営理念)」の由来や創業者様の想いをしっかり描写したシーンが生まれたのですね。
漫画創業史の反響
小川さん:完成した創業史を社員研修で配布したところ、人事からも「使いやすい」と好評の声が寄せられました。漫画にしたことで、忙しい社員でも手軽に読むことができ、会社への理解が深まったことで、帰属意識の向上にもつながっていると実感しています。
また、この創業史は社員への配布だけでなく、WEBへの掲載など、二次利用も行っています。
フーモア:フーモアでは二次利用が無料のため、多くの方に見てもらえる形で活用いただけてうれしく思います。

技術解説コラム連載漫画「ホクヨウマナブシリーズ」

小川さん:創業史が完成した後、フーモアさんからコラムに掲載する連載漫画の提案をいただき、引き続き依頼をしています。
このページでは、サービス説明の漫画ではなく、コンテンツマーケティングの一環として活用しています。一般的なキーワードを解説するコラムの導入部分に漫画を掲載し、連載開始から3年が経過しました。現在までに、28本のページがアップされています。
コラムのターゲットは、サイトに訪れるお客様に加え、自然検索で流入する学生にもわかりやすい内容を意識して制作しています。啓蒙・広報を目的とし、自社のサービスを理解する前段階の情報として提供しています。
フーモア:このコラムの反応はいかがでしたか?
小川さん:サイト全体の14%のユーザーが、この漫画コラムのページに流入していることがわかりました。
フーモア:コラムページで14%の流入はかなり大きな数値ですね。コラムを通じて前段階の知識を得たユーザーが、そのままサービスページへ遷移したり、他のコラムを読んだりすることで、滞在時間の向上や離脱防止の効果も期待できそうですね。
小川さん:はい。また、ホクヨウマナブシリーズは、技術解説コラムの導入として掲載していますが、連載漫画としてキャラクターの設定やキャラクター同士の関係性も描かれている点も魅力だと感じています。
営業マニュアルの漫画化
小川さん:これまでに制作した創業史やコラム用の漫画を通じて、社内でも「漫画はわかりやすい」と評価されました。そこで今回は、2025年4月入社の新人向けに配布する営業マニュアルを漫画化することにしました。
当社では、営業手法が属人化しているという課題があり、その解決策として2023年にマニュアル委員会を発足し、営業マニュアルを制作しました。しかし、完成したマニュアルは文字が多く、新人にとって理解しづらい部分があったため、内容を漫画化することで、よりわかりやすい資料にできるのでは?と考え、こちらの制作も依頼することにしたんです。
フーモア:営業手法が属人化している企業は多いですが、その解決のために委員会を発足し、マニュアルを制作されるなど、積極的に取り組まれているのが素晴らしいですね。
小川さん:コロナ禍で営業活動が制限され、OJTができない期間がありました。その状況の中で、何か対策を打たなければならないと考えた結果、「営業の型」を明文化することで属人化を防ぎ、新人が体系的に営業手法を学べるようにしたいと思い、今回の制作に至りました。
フーモア:完成したマニュアルの社内評価はいかがでしたか?
小川さん:各営業拠点の拠点長にヒアリングしたところ、「漫画はわかりやすい」と好評でした。
フーモア:拠点長の方々にもご好評とのことで、嬉しいです。研修で実際に漫画を活用した際の感想も、ぜひ今度お聞かせください!
フーモアの漫画制作について

小川さん:依頼する前は、自分で漫画のシナリオやセリフを考えなければならないのかと思い、不安を感じていました。しかし、実際には漫画に必要な資料を提供するだけで、ほぼフーモアさんが制作を進めてくれたので、とても助かりました。
フーモア:ありがとうございます。仕上がったシナリオや構成、対応について、修正やご要望、ご意見などはありましたか?
小川さん:創業史の制作時には議論がありましたが、それ以外の漫画については特に問題はありませんでした。ホクヨウマナブシリーズでも、面白いストーリーや個性的なキャラクター設定を作っていただき、自分では思いつかない作品に仕上がったと感じています。
また、掲載している漫画はお客様にも読まれていて、打ち合わせの際に話題に上がることもあり、コミュニケーションのきっかけになっています。
フーモア:北陽電機さんのように何十ページもの漫画コンテンツを継続して掲載されている企業はまだ少ないと感じています。漫画を積極的にご活用いただき、本当にありがとうございます!
今後について
小川さん:今回は新人向けの営業マニュアルの制作を依頼しましたが、漫画やイラストが効果的であることが分かったため、今後はさらに商品別の販売マニュアルなど幅広い用途で活用できるマニュアルも作りたいと考えています。
フーモア:北陽電機さんは多くの商品を扱われているので、それぞれの売り方の違いや課題も多いのではないかと思います。商品ごとのマニュアルができることで、先ほどおっしゃっていた営業手法の属人化という課題の解決にもつながりそうですね。
小川さん:そうですね。ほかにも、社内ルールや事務処理の流れを漫画を使ってマニュアル化し、イントラネットに掲載するのも良い方法だと思っています。
フーモア:今後もさまざまな場面で漫画をご活用いただけることを嬉しく思います。本日は取材にご協力いただき、ありがとうございました!
会社名 | 北陽電機株式会社 |
まんがで分かる制御機器 | ホクヨウマナブシリーズ |
創業史 | 北陽電機 創業史 |