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X(Twitter)でイラストを綺麗に投稿できるサイズとは?【2025年10月時点】

X(Twitter)でイラストを綺麗に投稿できるサイズとは?【2025年10月時点】
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せっかく描いたイラストが、X(旧Twitter)で勝手にトリミングされてしまい、構図が崩れたり顔が切れたりした経験はありませんか?Xでは投稿画像の表示ルールが複雑で、縦横比や画像枚数によって見え方が大きく変わります。本稿では、Xにイラストを投稿する際に推奨される最適な画像サイズや、実際の表示崩れを防ぐ工夫、投稿時の注意点を具体例と共にわかりやすく解説します。

せっかく描いたイラストをX(旧Twitter)に投稿したのに、「トリミングされて顔が切れている!」
「せっかくの構図が崩れている!」「綺麗に撮れていたのに荒くなっている!」そんな経験はありませんか?

フーモアの過去投稿にも表示が上手にできなかったポストがあります↓

この記事では、Xにイラストを投稿する時の推奨サイズを、フーモア公式Xアカウントの運用者目線でわかりやすく解説します。
※2025年10月時点 (X側で主要デバイスの画面幅などの移り変わりによって不定期に更新されます)

Xでは横長の1200×675のイラストが最も安全かつ美しく表示できる!

  • Analyzify の記事では「Single-Image Recommended Size: 1200 × 675 px(16:9)」と明記。
  • Soonaのガイド「Landscape: 1200 × 675(16:9)を推奨」 と明記。
  • UseVisuals のガイド「Single in-stream photo Recommended Aspect Ratio: 16:9(例:1200 × 675)” と明記。
  • TomCrowl「The best size for in-stream images is 1200 × 675 px」と明記。

なぜ横長1200×675が最も安全かつ美しく表示ができる?

デバイス適合(16:9)

16:9はスマホ・PC双方で横方向の余白が少なく、表示領域を無駄なく使えるため視認性が高い比率です。

自動トリミングの回避

実運用の経験則として、この比率・サイズだと顔・文字など重要要素が切れにくいことが多く、タイムライン表示でも見切れが起きにくいと共有されています。

画質劣化の抑制

推奨より小さい画像は、プラットフォーム側(X〈旧Twitter〉など)でリサイズ/再圧縮が発生しやすく、ぼやけ・破綻・不本意なトリミングのリスクが上がります。1200×675は最適表示の閾値を満たしやすく、劣化を抑えられます。

※Soona でも「Images should be at least 1200 × 675 px for optimal display」と案内されています。

最適なサイズ一覧

X公式は推奨サイズを明記しておらず、掲載されているのは対応メディアタイプ(JPG/PNG/GIF/WEBP)とファイルサイズ上限のみです。静止画像は5MB以下アニメーションGIFは15MB以下が目安となります。プロフィールや投稿時の“最適サイズ”は、ブロガーやライターの独自検証に基づく情報が流通しているのが実情で、主要デバイスの画面幅や表示仕様の変化により最適解が不定期に変わる点には注意が必要です。運用時は最新情報の確認と実機プレビューでの見え方チェックを心がけましょう。

※こちらは2025年10月20日時点のもので、今後はイラストサイズが更新されるたびに、こちらの日付も更新していきます。

横ピクセル×縦ピクセル

横長画像1200×675(1枚)
縦長画像960×1280(1枚)
正方形画像1200×1200(1枚)
2枚投稿左右1200×1350
3枚投稿左960×1280,右2枚1200×675
4枚投稿1200×675左右2枚
プロフィール画像(アイコン)400×400
背景(ヘッダー)1500×500

イラストをきれいに見せるには、拡張子は JPGPNG を選ぶのがよいでしょう。

JPG(JPEG)は非可逆圧縮のため、写真のようにグラデーションが多い画像に適していますが、保存を繰り返すと劣化します。PNGは可逆圧縮で画質を劣化させずに保存でき、透過にも対応するため、ロゴやイラスト向きです。

WEBPはJPEG・PNG・GIFの長所を併せ持つ形式ですが、端末や編集アプリの対応にばらつきがあるため、用途によっては選択肢から外れることがあります。GIFは軽量かつアニメーションが可能という利点がある一方、色表現の幅が狭く、高品質なイラストの投稿には不向きです。

横長画像1200×675(オススメ!)
1200×900
1200×600
16:9
4:3
2:1
5MB
縦長画像960×12803:45MB
正方形画像1200×1200(オススメ!)
1080×1080
1:15MB
2枚投稿1200×13501:15MB
3枚投稿1枚目:1200×1350
2・3枚目:1200×675
1枚目:8:9
2・3枚目:16:9
5MB/枚
4枚投稿1200×67516:95MB/枚
プロフィール画像(アイコン)400×4001:12MB
ヘッダー画像1500×5003:15MB
サマリーカード800×8001:15MB
ラージサマリーカード800×4181.91:15MB

横長画像

縦長画像

2枚画像投稿

3枚画像投稿

4枚画像投稿

最適なイラストサイズは投稿する場所や枚数によって異なる!

Xに投稿する最適なイラストサイズは、投稿する場所や添付枚数によって異なります。

Xでは、添付枚数や縦横比、投稿位置に応じて表示領域が変化するため、1枚投稿と2枚投稿では見え方が異なり、意図どおりに表示されない場合があります。

最適ではない画像サイズの場合には自動修正されてしまう!

推奨サイズ以外のイラストをアップロードすると、X側で自動的にトリミング(中央寄せ)やリサイズが行われます。特に縦長(例:9:16、2:3)の場合は、顔や構図の中心が切れてしまうことがあるため注意が必要です。

修正されないための対策

カンバスサイズを最適なサイズに合わせてイラストを描いていく

修正されることを見越した対策

  • カンバスサイズの指定が難しい場合は、投稿前に最適サイズへトリミングする前提で、縦横に余裕のある大きめキャンバスで制作する。
  • 人物やロゴは中央寄せで構図を取る。
  • 文字情報は上下ギリギリに配置しない(安全余白を確保)。
  • 余白を広めに取り、自動トリミングの影響を最小化する。

X上でイラストのリサイズもできる!

2024年以降、投稿画面でアップロード後にトリミング範囲を微調整できる機能が実装されています。
ただし、これは厳密な「リサイズ」ではなく、あくまで表示する範囲を指定する機能です。解像度や縦横比は補正されないため、事前に適正サイズで用意しておくほうが安全です。

その他イラストをリサイズできるツールを紹介!

Photoshop や Illustrator などの有料ツールはもちろん、無料でリサイズできるオンラインツールも便利です。X 用に最適化する際は、次の無料ツールが使いやすいでしょう。

  • I Love IMG(アイラブアイエムジー):ブラウザで直感操作。リサイズ/圧縮/拡張子変換など画像系ツールが充実。
  • Canva(キャンバ):オンライン/デスクトップ両対応。SNS テンプレートや加工素材が豊富で、手早く仕上げやすい。
  • Photopea(フォトピー):Photoshop 互換の操作感で、細かな編集やレイヤー作業にも対応。

筆者のおすすめは I Love IMG。操作が分かりやすく、ブラウザ上で軽快に動作するためよく使用しています。ほかにも無料ツールは多数あるので、自分に合うものを試してみましょう。

FAQ

Q

Xに投稿する最適な画像サイズは?

A

X(旧Twitter)では横長の1200×675px(16:9)がもっとも安全かつ美しく表示される推奨サイズです。複数の海外メディアもこのサイズを明記しており、トリミングや表示崩れを防ぐにはこの比率がベストです。

Q

なぜX投稿画像はは1200×675が最適なの?

A

16:9比率はスマホ・PC両対応で視認性が高く、重要要素のトリミングを回避しやすい構図です。X公式の明記はないものの、多くの海外ガイドがこのサイズを推奨。表示仕様は随時変わるため実機確認も重要です(2025年10月時点)。

Q

X投稿向け!おすすめの画像リサイズツールは?

A

Photoshopなどの有料ツールに加え、無料で使えるオンラインツールも充実しています。おすすめは以下の3つ:①I Love IMG(直感操作・高速)②Canva(SNSテンプレ豊富)③Photopea(細かい編集可)。中でもI Love IMGは手軽さと軽快さが魅力です。用途や編集の自由度に応じて使い分けましょう。