- #広告漫画コラム
YouTubeやSNSでつい見てしまう広告漫画のからくり
最近こんな漫画広告あるあるが増えています。YouTubeを見ていたら漫画広告が入り、続きが気になるが、中盤からは訴求内容ばかり。このあとの展開が気になるのに!と、ついつい長い漫画動画広告を見てしまったり、恋愛風の漫画だと思っていたら、スマートに商品が登場してきたり。あなたにも思い当たりがあるのではないでしょうか?これは訴求要素をなるべく少なくすることで、広告感を薄めているのです。
今回の記事では、このからくりについて、解明してきたいと思います。
つい見てしまう漫画動画広告
漫画のそもそものメリットとしては、下記でわかりやすくまとめております。
疑似体験
商品の利用シーンを疑似体験させることでベネフィットを伝えることができます
興味換気
娯楽に近い漫画は「まず見てみよう」と思う行動のキッカケになります
商品理解
複雑な商品をストーリーを用いることでわかりやすく説明します
広告っぽく見えないところがメリットではあるのですが、近年漫画広告は増加傾向であり、気がつくユーザーが増えてきているのもまた事実です。構成がある程度一本化されると、展開がマンネリ化してしまい、漫画としての面白みが欠けてしまう場合もあるのです。
広告漫画で成果を上げることに注力することは前提条件として、エンタメとして面白い漫画に仕上がっているかという面でも見ていくと、わかりやすいのではないかと思います。YouTubeやSNSで見られる漫画動画は、ここを意識して制作されるケースが多いです。
YouTubeなどで多い商材の漫画動画構成例を見てみましょう。
STEP1:興味喚起 ユーザーを惹き付けるイントロで、5秒スキップの壁を超える
STEP2:疑似体験 悲劇などを通じてコンプレックスを刺激し、商品との出会いまでを演出
STEP3:商品訴求 ストーリーに乗せて、ユーザーへ価値を訴求していく
STEP4:エンディング コンプレックスを解消し、幸せなエンディングを迎える
いかがでしょうか。あなたの見たことのある動画広告ってこんな流れではなかったでしょうか。
商品訴求を間に挟み込むことで、エンディングが見たいというユーザーの欲求を刺激し、①②を見た場合、③の訴求要素が入っていても、④を見るためについ長時間視聴してしまうという構成にしているのです。
結果、長時間視聴することで、商品の理解を促すことができ、直接の購入へ結びつくことも多いということが、近年増加傾向の漫画動画のからくりになります。
ついつい見てしまう漫画広告
こちらは単純に漫画としての要素が濃い広告漫画として、ご紹介していきます。
訴求要素のみで構成された漫画ではなく、ストーリー中心とし、訴求要素は散りばめる程度に抑えることでエンタメとして、ユーザーに楽しんでいただけるような構成で作成いたします。
下記は、連載漫画として楽しんでもらいつつ、エンゲージメントを高める施策として活用した事例です。
全24話構成で、最終回には「僕ギャルロス」が生まれるほどの作品となりました。
えっ?これも広告漫画なの?という感想を抱くこともあるかもしれませんが、全て広告漫画です。
ストーリーがいかに重要なのかを実感いただけたでしょうか。
これらは直接的な訴求というより、「認知の拡大」の面で大きく役割を果たすケースが多いです。
SNS(特にTwitter)との相性がよく、UGC効果にも期待が持てるため、PR効果を実感していたけるかと思います。
ただ、ここまでのストーリーとして展開するにはある程度のページ数が必要になります。しかし、通常の漫画でも要素を入れていくことは十分に可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。
ストーリー重視の漫画の作り方
弊社ではシナリオ構成から漫画の制作を承ることが可能でございます。
二次利用としてオフライン媒体、WEBコンテンツに流用することも可能です。
詳細な流れは、漫画制作会社らしく、漫画で解説しておりますので、下記をご確認ください。
制作前に一度、方向性などはすり合わせてから進行しますのでご安心ください。
恋愛要素、ギャグ要素を入れてほしいなど、商品訴求をしながら、可能な限りご要望は反映して制作できるよう心がけております。
広告ながらも、本当に面白い漫画を制作してみませんか?企画のご相談からでも問題ございません。
ついつい見てしまう漫画広告。ご興味がございましたら下記よりお気軽にご相談ください。