• #広告漫画コラム

漫画動画のメリット・デメリットとは

漫画動画のメリット・デメリットとは

年間漫画制作実績3000ページを超える弊社が、漫画プロモーションにまつわるここだけのお話を披露していきます!
漫画動画が面白くて見てたら商品のPR広告だったみたいなことって…今回はその「漫画動画」について詳しく解説していきます。

漫画動画とは?

漫画動画とは、漫画調の動画のことを指します。そのままですね!漫画の疑似体験・興味喚起・商品理解を伝えるメリットに加え、動画の臨場感・情報量・お手軽さのメリットが加わったハイブリッド型です。お手軽かつ的確にサービスや商品の魅力を効果的に伝えることが可能です!

なぜ漫画動画が増えているのか

最近様々な場所で目にする漫画動画ですが、なぜ増えてきているのでしょうか。制作会社なりに見解をまとめてみました。

①YouTubeなどの動画サイトとの相性の良さ

親しみを感じる漫画に、動きとセリフが加わった漫画動画は手軽に情報を理解でき、娯楽としての資質も兼ね備えているため、動画サイトと非常に相性がいいです。最近は難しいビジネス書籍や、雑学を漫画動画で紹介するYouTuberも増えてきており、人気に拍車がかかっています。コンテンツとしては勿論、プロモーションとしても増加傾向です。

YouTubeの広告はいつもならスキップするのに、漫画動画だとついつい最後の方まで見てしまったなんて経験はありませんか?スキップしたらまた最初から見なければならない、見たい箇所まで飛ばしてみることができないという視聴者の心理を利用し、その他の広告に比べて興味関心を引き、広告の視聴時間が伸びていることが推測されます。

②コロナ禍によるクリエイティブの見直し

最近は大手企業でも漫画やイラストを用いたプロモーションが増えてきています。コロナ禍において撮影環境や、タイミングによってはリスクになってしまう可能性のある有名人を起用するのではなく、漫画などのコンテンツを使うことでそのリスクを解消することができます。また、短い契約期間で高額な有名人起用などに比べて、安価にコンテンツを使用することができるため、これまでのクリエイティブの在り方を見直し、漫画などのコンテンツに一部移行していることが大きく関係していると推測されます。

漫画動画の特徴

漫画動画はハイブリッド型と紹介させていただきましたが、もう少し掘り下げて解説していきます。メリット・デメリットを理解して、活用方法を考えてみましょう。

メリット1.ハイブリッド型の優れた情報伝達

漫画の持つ親近感や、動画の持つインパクトのある情報伝達が可能です。
広告としても、オウンドメディアコンテンツとしても魅力を発揮することができます。

メリット2.コストパフォーマンスが高い

通常のイメージ動画や本格的なアニメーション動画などと同等のインパクトや拡散力が期待できるハイクオリティな制作が低コストで実現可能です。そのため、動画サイトや企業プロモーションなど様々な場面での活用が増えてきています。

デメリット1.手間がかかる

コストがかかりにくい半面、シナリオ、作画、声優のアサイン、スタジオ確保、動画編集など、工程が複雑で、全てを1から準備するには手間がかかってしまいます。ハイクオリティな制作をするには、スムーズな進行管理が必要不可欠です。

漫画動画の形式

漫画動画にも、コマ送りとフルサイズの2つの形式があり、活用用途や予算に合わせて制作することをおすすめしております。それぞれの特徴について述べていきます。

コマ送り形式

1P5~6コマの通常の漫画をコマ毎に展開していく形式です。
二次利用などで活用されるケースが多く、様々な場面でご活用いただけます。

安価で制作可能な半面、デメリットとして、コマによっては縦長だったり、小さかったりと動画にすることで不自然な部分が発生する恐れがございます。適宜加筆も可能ですので、都度ご相談ください。

フルサイズ形式

最初から動画用で漫画を制作し、1枚のカットを展開していく形式です。

コマ送りに比べて、不自然さがなく、漫画動画のメリットを効果的に発揮することが可能です。しかし、1カット毎に漫画を制作するため、コマ送り動画と比較して必要コストが若干上がります。

漫画動画の作り方

弊社では漫画動画の制作がワンストップで可能です。
また、まずは漫画のみ制作して、それを二次利用して後々動画にすることもできます。
反響次第で動画化など、柔軟にご対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。

下記漫画動画を制作する場合のフローです。

STEP1:シナリオ制作

伝えたいテーマに沿って、登場人物や展開などを決めていきます。物語の根幹となる重要な部分になるため、密に連携を取りながらシナリオを制作します。

STEP2:漫画制作

シナリオをもとにラフを制作して、大まかなコマ割りとセリフを形にしていきます。細かい修正はラフの段階で詰め、問題が無ければ仕上げ着色にうつります。

STEP3:声優のアサイン

漫画に合う声優をアサインし、スタジオで音声収録をします。漫画動画を制作する上で、クオリティ面の大きなウェイトを占めますので、念入りに行います。

STEP4:動画編集

音声が入った漫画動画にアニメーション効果を加え、インパクトをつけていきます。問題が無く納得のいくクオリティまで仕上がれば、無事納品となります。

まとめ

「漫画動画」に少し興味が出てきたのではないでしょうか。まずはお話しだけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。